私とお仕事 その2 エクセルと私

映画の感想を書くのが続いたし『ソーシャルネットワーク』のことを毎日、いろいろなタイミングでふと考えすぎなんで、ちょっと休憩しようと思います。まえにワードについて書いたので、今日はエクセルについて書いてみる。
仕事でつくるファイルは7〜8割がエクセルです。はじめて使い始めたのは、当然就職してから。家で個人的にエクセルなんて使わない(唯一の例外:住所録)。お仕事をしはじめて、エクセルをつかったら便利かも、と職場PCのエクセルを立ち上げてとりあえず使い始めてみる。セルにはじめての関数(+)をいれてみて、計算結果が表示されたときは「!」と感動。すぐ(−)とか(×)とか(÷)をやって、roundやrounddownしたり、vlookupしたりcountifしたりsumifすることも手さぐりで覚える。計算結果がちゃんと表示されなかったときのガッカリ感が、結果が表示されるようにしてやろうじゃん、と思わせる。串刺し集計とかもやってみて、計算がちゃんとなされるごとに「やった!」という心の中でのガッツポーズ。
だんだん、体裁を整えることも覚える。セル結合、折り返し全体表示、縮小して全体表示、入力画面ではきれいに見えてても、印刷すると文字が消えることがあるから、プレビューで確認してセルの調整⇒そのうち入力画面でも印字して消えるかどうかのカンが働くようになる。計算結果の“0”がジャマだから0値を表示しない。で、ワードで文書つくるときの罫線とか表を書くのが超めんどくさい。それもこれもエクセルでやっちゃえばいんじゃね?とエクセルをワープロ的に使い始める。セルを碁盤の目ぽくして、セル結合を多用。位置調整も碁盤状にしてれば、細かくできるし、均等割り付けも簡単。ヘッダーやフッターも活用しはじめる。そのうち、オートシェイプも使ったりして、職場の模様替えの簡易図面もエクセルでつくるようになる。
入力もショートカットキーとかセル内改行とか複数セル選択とかを覚える。また、データさえつくっとけば、それをワードに差し込むこともできるし、シート間の連携や参照で省力化もできるし、間違いも減るやん、とますますエクセルに頼る。必要に迫られてグーグル先生に頼りながら新しい関数や使い方も覚えようとしてみる。でもエクセルに頼りすぎて、ちゃんと関数いれたつもりになってたら、計算範囲や参照セルを間違ってたりすることもあるから、ちょっと電卓たたいてチェックすることも。とくに行挿入やコピペしてアレンジすると危険。エクセルは間違わなくても関数をいれる人間が間違うのである、はい。
今の職場ではエクセル2007なので、これに初めて接したとき、タブになってるツールバーやフィルタ機能の充実(セルや文字色でもフィルタかけられるし、複数条件でのフィルタリングも超かんたん)に「うおぉっ」と声がでる。体裁をととのえるためのボタンもめっちゃついてるし。ただ、メールで送る相手先がまだ2007じゃないっていうので、わざわざヴァージョン落として保存とか。マクロとかピボットテーブルとか全然ダメで、本読んでも理解しきれないし、そこまでしなくってもいい仕事だもんで、簡単エクセルユーザーどまりではあるけど・・・
なんだかんだで、そうして明日も仕事でエクセルを使う。でも家ではエクセルの顔もみたくない(笑)