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理想のクリスマス

思い出 雑感 日常

久々に駄文を。12月になったとたん街はクリスマスっぽいですな。最近はあらゆる年中行事を商売に結びつけまくってて、年中街中では季節商戦が展開されているけれど、それでもクリスマスは特別な感じがする。こどものころ憧れたクリスマスはこんな感じ。
・雪が降って積る。ゆきだるま、かまくらを作成。
・ミトンの手袋(左右のてぶくろは紐でつながってる)、フードかぶって雪の中を歩く(雪の中歩くイメージは『てぶくろを買いに』とか『かさじぞう』の影響か)
・森の中の木の家(ログハウス)。暖炉、煙突あり。
・モミの木のクリスマスツリー。
・生クリームたっぷりで、食べられるサンタとかが乗った丸いケーキ(ブッシュドノエルではなく)
・きれいにラッピングして大きなリボンがかかっているプレゼント。サンタの格好(ヒゲもつけている)をした人(できればより本物ぽい〈?〉北欧のおじいさんが理想)がプレゼントをもってくる(自分は寝てるからサンタコスプレだろうがどうだか関係ないはずだが)
・クリスマスソングは『もろびとこぞりて(当時は意味はわかってない、「もろびと」とか「主はきませり」「久しく待ちにし」とか意味はわからないけど音の響きが好き)。
・鶏もも肉の照り焼きは必須。あとできればシャンメリーを音を立てて開栓して飲みたい。(鶏ももじゃなくて、本来的には七面鳥ですな)
雪や森への憧れは『森は生きている』っていう本が大好きだったり、もろもろの映像とか絵本の影響でしょうな。神戸は全然雪が降らなかったからあこがれていた。クリスマスの日には夕方頃にこども向けのクリスマス番組が流れたりしていた。中でも好きだったのはクリスマスに関するコマ撮り人形アニメ。そんなふうにTVで見たイメージや読んだ本とかの、自分のツボをつくものの断片の集積で理想像はできあがっておりました。
とはいえ、自分は物心ついたときにはすでにサンタはいないのは知っていたし、当然家には煙突なんてないし、つましい生活でしたから、ツリーもプラスチックでモミの葉っぱもペラペラの緑のプラスチックで、しかも脆いからぼろぼろ落ちていくわけです。ヒトデ型の金色の星をツリーのてっぺんに飾りたかったけどそんなステキな飾りはなかったと思う。ケーキがアイスケーキだったときのちょっとした残念な思い出とか、プレゼントも素直にねだれないような性格とか、まぁそんな感じ。
でも上に書いたようなしんしんと雪の降り積もる森の家での理想のクリスマスは、今現在の寒がりの自分にとっては「寒そうなんで家でぬくぬくしときたいからいいや」という感じ。しかし、クリスマスな風潮についてそんなに冷めてるわけでもないのです。たとえそれがちょっと持て余すようなナゾな小さな置物とかでも*1、プレゼントを貰えたらなんだかんだでベタに嬉しかったりするし(その気持ちが嬉しいんすな)、寒い冬に赤や緑、金、白の色彩が多用されてすこし華やかになってる街を人がクリスマス気分で歩いてて、プレゼントや楽しく過ごす時間を待ち望んでワクワクしている全体の雰囲気も好きなような気がする。…あぁ、つまり平和が一番てことですな、きっと。しかし、今年のクリスマスは寒い!やっぱり家でぬくぬくしておりましょう。

森は生きている (岩波少年文庫)

森は生きている (岩波少年文庫)

*1:むかしの話です