2013年3月に観た映画をふりかえる
3月は更にあたまが仕事に占拠されてきゅうきゅうでした。でも太陽は昇って沈んで一日一日着実に日は経つのだから、と思ってなんとかやってた。それでもこんなにも「早く日々が過ぎればいいのに」と思って生きるのはしんどいな、とつくづく思ったな。だって人生何年生きるか分からぬけど、80分の1だか、50分の1だか分からぬけど、その貴重な1年をこうやって早く終われ、って…自分が小学生の頃苦手な牛乳を飲むのに息を止めて目をつむって飲んでたみたいに時間をすごすのはイヤだなぁ、と思ったのでした。でもそういうことを学んだつくづくと実感したということではムダではなかったか。
タイトル | 映画館 | ひとことメモ | 値段 |
横道世之介 | 神戸国際松竹 | 幸福で切ないいとおしい時間 | 1,000 |
フライト | TOHOシネマズなんば | 酒瓶をパシィッと奪い取るカットのキレったらなかった | ポイント鑑賞 |
マーサ、あるいはマーシー・メイ | シネマート心斎橋 | じわじわと恐ろしい映画、佳品。エリザベス・オルセンがよかった | 1,300 |
ジャンゴ 繋がれざる者 | ミント神戸 | なんといってもクリストフ・ヴァルツ!最高の役。あとはサミュエル・L・ジャクソンな | 1,000 |
毒戦 | 梅田ブルク7 | 大阪アジアン映画祭オープニング。トー監督登壇!今年ベスト候補の傑作! | 1,300 |
BBS住人の正義 | 梅田ブルク7 | 大阪アジアン映画祭。アイドル映画ながらなかなかおもしろかったよ。チェン・ボーリン | 1,300 |
カラ・キング | 梅田ブルク7 | 大阪アジアン映画祭。これは自分にはちょっと合わなかったなぁ。原色脱力オフビート(って死語か)な感じ | 1,300 |
キャビン | 大阪ステーションシティシネマ | 半漁人に一票な | 1,300 |
GF*BF | 梅田ブルク7 | 大阪アジアン映画祭。美しい美しい映像。これも今年ベスト候補の傑作!グイ・ルンメイ最高 | 1,300 |
愛、アムール | シネリーブル梅田 | たしかに愛の映画。そして鳩映画 | 1,300 |
シュガーマン | 梅田ガーデンシネマ | リアル『アンヴィル!』映画 | 1,000 |
裏話 監督が狂いました | 梅田ガーデンシネマ | 大阪アジアン映画祭。韓国大御所女優のナチュラルな会話がおもしろかった! | 1,300 |
ブッダ・マウンテン | シネヌーヴォ | 大阪アジアン映画祭。リー・ユー監督×ファン・ビンビン主演。静かに描く大災害の傷跡や個人の傷跡を癒す旅の映画。よかった | 1,300 |
クラウド アトラス | 大阪ステーションシティシネマ | おもしろかったけど、特殊メイクはムリクリ感が。ベン・ウィショー、ペ・ドゥナが素敵 | 1,300 |
二重露光 | 梅田ブルク7 | 大阪アジアン映画祭クロージング。リー・ユー監督×ファン・ビンビン主演。古典的サスペンスかと思いきや…意外な映画。 | 1,300 |
偽りなき者 | シネリーブル神戸 | マッツ・ミケルセンがかっこよすぎた。痛い怖い辛いけど強い映画 | 1,300 |
ザ・マスター | シネリーブル神戸 | 映像力がものすごい。あとホアキン・フェニックスが物凄い | 1,300 |
汚れなき祈り | テアトル梅田 | エクソシスト儀式の現実。ラストが秀逸な悪意の発露っぷり。 | 1,300 |
18本鑑賞。21,200円でした(平均1,177円)。
3月はアジアン映画祭で充実していました。アジアン映画祭で見逃したものもたくさんあったけど、普通なら観られないような作品や監督のティーチインも体験できてたのしかった。『毒戦』も年間ベストにいれたい傑作だったし、グイ・ルンメイの作品もものすごく大好き。『ザ・マスター』や『偽りなき者』も印象深かったです。