2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ハンナ』

特別に人を殺める訓練をされた少女の物語、というくらいの情報で観に行った『ハンナ』。オープニングの雪原でのシークエンスとタイトルの出方のかっこよさに、おぉっと思ったのですが、その感じは最後まで持続していました。あたまから最後まで、スタイリッ…

『ピラニア3D』を観たよ

(一部で)話題騒然だった『ピラニア3D』。まさかの日本での劇場公開が決定!ということで初日に観に行ってきましたよ。クリップ型3Dメガネを持参してド真ん中のいい席で鑑賞です(何なんだこの気合いの入れようは、と我ながらちょっと思った)。客入り…

『メタルヘッド』

今年色々と出演作が公開されているナタリー・ポートマンすごろくをクリア中だった自分としては、ジョセフ・ゴードン=レヴィットとの共演もはたしている『メタルヘッド』は楽しみにしていました。原題は『HESHER』で、これはJGLが劇中で演じてる役名です。予…

苛まれるギャロさん『エッセンシャル・キリング』

ヴィンセント・ギャロさんは『バッファロー'66』でおっ、と思ったのち、彼自身が監督した『ブラウン・バニー』で嫌いになってしまった俳優さんでした。人を、ましてや俳優など嫌いなることなんてそんなに無いのに(嫌いになるのってエネルギーがいる)どうし…

『ミツバチのささやき』を元町映画館で観ました

昨年の今頃、いつものように「今週末は何の映画観ようかな」とmovie walkerサイトの地元の映画館一覧のページをひらくと、見慣れぬ名前が加わっていました。その名は「元町映画館」。クリックするとなんとこのご時勢に新規に映画館がオープンするとのこと。…

『スーパー!』

関東のほうで先行して上映がはじまり、その評判の高さに早く観たいなぁと思ってた『スーパー!』をやっと観に行ってきました。脚本も演出もこなれていて、伏線とその回収っぷり、テンポのよい編集、悪ノリといえるような特効(神の啓示シーンとか)も安定感…

『ツリー・オブ・ライフ』

公開がはじまって自分のtwitterのタイムラインに流れ出した感想はまったくダメ、というのと、いやこれいいよ、っていうのとかなり分かれていたので、自分はどんな風に思うんだろうか、と楽しみにして観に行きました。 冒頭はまずヨブ記の引用〜主人公ジャッ…

2011年7月に観た映画をふりかえる

7月もあっというまでした。暑くなったのにセミがなかなか鳴かないなあ、と思っていたら7月の終わりごろになると、急に一斉にむくむくと脱皮し、鳴きだして、一度は通勤途中に首に激突されましたよ…セミアタックは初めての体験でした。こわかった。 1 映画館…

2011サマソニ大阪(8/13)に行ってきました

どうもはてなid;yosinoteことヨシノです。観た映画のこと書くのがメインの日記ですが、今日はサマーソニックに行ってきたことを日記に書いてみます。自分はライトな音楽リスナーなので、一人のアーティストを掘って聴きこんだり、月に何枚もCD購入したり、…

『この愛のために撃て』

劇場予告を観て気になっていたので、映画館に足を運んでみました。 舞台はパリ。看護助手のサミュエルは出産間近の妻ナディアとつましいながらもしあわせいっぱい暮らしていたが、彼の勤める病院に、何者かに銃撃された上、交通事故にあった身元不明の男(後…

『水曜日のエミリア』

原題『Love And Other Impossible Pursuits』こと『水曜日のエミリア』を観に行きました。 NYで弁護士をしているエミリアは職場の上司ジャックと不倫のすえ、妊娠する。ジャックは冷え切った関係になっていた妻と離婚し、エミリアと結婚する。彼には前妻との…

アメリカで生まれた2番目のこどもは最初の子を超えられるのか『モールス』

『ぼくのエリ 200歳の少女』(以下『エリ』)は原題『LET THE RIGHT ONE IN』といい、スウェーデンのストックホルムを舞台に、その美しいロケーション、画、不思議な少女エリといじめられっこオスカーとの繊細で幼くて切ない恋のような感情の交流、キャスト…

『人魚伝説』

反原発×映画の特集上映で『人魚伝説』が上映されるというので、朝イチでシネ・ヌーヴォへでかけましたよ。噂に聞いていた作品だったのですが、あまり事前知識を入れずに行ったので、物語が展開するたびに、ええぇ?の連続でした。1984年公開の池田敏春監督作…

『導火線 FLASH POINT』を映画館で観たよ

ドニー・イェン主演の『導火線』が一週間限定で大阪でも劇場にかかるというので、この機会を逃しては…と初日に出かけました。先着50名にミニポスタープレゼント!とあったのですが35番にすべりこみ、無事ゲットです。ウチの部屋の壁の余白:『空気人形』のペ…

『黄色い星の子供たち』

第二次大戦中のユダヤ人ホロコーストといえば、ドイツなりポーランドで行われたもの、という印象が強いけれど、この『黄色い星の子供たち』という映画は1942年にヴィシー政権下のフランスにおいて行われたユダヤ人迫害を描いているらしい…というくらいの予備…