2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年12月に観た映画をふりかえる

2013年も最後の月。いろいろ観ましたよ。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 ウォールフラワー 大阪ステーションシティシネマ エズラ・ミラーの魅力がすごい 1,000 REDリターンズ なんばパークスシネマ ヘレン・ミレンとイ・ビョンホンの映画 1,300 キャプテン・フィリップス …

2013年11月に観た映画をふりかえる

11月も引き続き忙しかったのですが、いろいろ観に行きましたよ。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 グランド・イリュージョン なんばパークスシネマ ジェシー・アイゼンバーグは早口。そしてすごい美系 1,000 ばしゃ馬さんとビッグマウス なんばパークスシネマ えらい…

2013年10月に観た映画をふりかえる

さらに振り返ります。10月! タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 パッション TOHOシネマズなんば 安定のデ・パルマ。もはや意味があるのかないのかスプリット・スクリーン。さすがデ・パルマ 1,400 クロニクル TOHOシネマズなんば 傷ついた草食動物のような眼を持つデイン・…

2013年9月に観た映画をふりかえる

まったく手を付けられていなかった日記。ことしのふりかえり今年のうちに。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 共喰い 大阪ステーションシティシネマ なつかしき「純文学」のかおり 1,300 サイド・エフェクト ミント神戸 あっけにとられた超展開。ゼタ=ジョンズはこんなワ…

使う度にじんわり「買ってよかったな」と思った今年の買い物

今週のお題「2013年に買って良かったもの」 こんばんは。ひさしぶりに日記を書きます。 映画の感想がメインの日記ですがなかなか感想を書けてない。観たいな、と思ったものだけ行こう、と思ってセレクトしており、それでも週末ごとには2〜3本は観ている状…

2013年8月に観た映画をふりかえる

あぁ、もう9月が終わってしまう、だからその前に8月に観た映画をふりかえっておこう。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 ニューヨーク、恋人たちの2日間 シネリーブル神戸 ジュリー・デルピーは器用だな。そしてフランス人はやっぱりガサツだなぁ。そんでギャロ…

カナザワ映画祭2013に参加した旅日記(その3)あるいは帰宅困難者の記録

さて、カナザワ映画祭も最終日。その記録。 9/16(月曜:祝日) この日はゆっくり目に朝食をバイキングでたらふく(昼食の分まで)食べまして、朝から金沢カレーもちょっといただいたくらいで、大満足。や、でも気にはなっていたんですよ、台風18号が来てる…

カナザワ映画祭2013に参加した旅日記(2日目)

さて昨日に引き続きカナザワ映画祭2日目も参加しましたよ。『スター・ファイター』『吐きだめの悪魔』はスルーして14時からの『ハッピー・アイランド』から参加です。 9/15(日) 『ハッピー・アイランド』(2013/日本)監督:清川隆 一般公募枠で飛び抜けて…

カナザワ映画祭2013に参加した旅日記(1日目)

一昨年、はじめて参加したカナザワ映画祭。昨年も参加し、なんとなく自分の中でこの時期の恒例行事/年中行事のようになってきた感があり、今年も3年連続3回目の参加をすることにしました。昨年の「エロス」みたいな明確なテーマは今年は特にないのだけど、“…

日帰りバス旅行:高野山の旅の記録

あまり行くことの無いバス日帰り旅行に行くことになったので、その記録を残しておきます。 STEP1:まちあわせ いろんなバス旅行のコースがあり、それらの参加者が一同に会しています。係の人が複数いるので、そこへいき「○○のコース参加のものです」と報告…

2013年7月に観た映画をふりかえる

あいかわらず週末に映画を観たりしているのですが、なかなか感想を書く暇がなく。とりあえず7月に観た映画の振り返りをしておこう。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 さよなら渓谷 シネリーブル神戸 真木よう子のたわわ 1,300 殺人の告白 元町映画館 トンデモ…

フランス映画らしさを満喫したいくつかの理由『タイピスト!』

『タイピスト!』を観ましたよ。可愛らしいポスターイメージ、予告から漂う「恋も成功も手に入れちゃうかわいい女子物語」感。50年代フランスのレトロでオッシャレーなファッションやデザイン等の感じ。…というよりは、予告からほの漂う「スポ根」感にこそ一…

この肉体を、ダンスのキレを観よ!『マジック・マイク』

・お話はベタでストレート。ソダーバーグぽいヒネた感じが薄くてシンプルな話運び。しかし、なかなか顔や名前が覚えられなかったチャニング・テイタムが何故最近いろんな映画で主役を張ってる役者なのかがわかった映画(やっとスター性がわかったような)。…

汝らのうち、罪なき者よりまずその女に石を投げよ(「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」を読んだよ)

だれが「カーミィ」のことを笑えるだろう、バカにできるだろう。 「カーミィ」というのはこの単行本のタイトル短編の主人公の女の子の職業である。藤島美津華は、ピチカートの「Sweet Soul Reveue」をアコースティックセットで歌う(@カフェライブ)。最近…

夜の夢もまこと『風立ちぬ』

江戸川乱歩の有名なことばに「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」っていうのがありますよね。彼が色紙によく書いたりしてた定番のフレーズです。映画『風立ちぬ』のOPを観て、まずそれを思い出した。 映画は次郎少年の夢からはじる。夢の中ではドイツ人…

2013年上半期に観た映画ふりかえりと年間ベスト候補作

上半期はアジアン映画祭というイベントもあり、いい映画をたくさん観られました。とりあえず上半期のふりかえり。 1月 テンションがあがる!というほどの衝撃はないけれど、じわりと印象にのこるものに出会う。私的にはホン・サンスの特集上映がそうでした…

2013年6月に観た映画をふりかえる

もう6月も終了。一年も半分すんだなぁ、という声が出るのですが、仕事の年度的にはまだまだ序盤。はい、きちんと生活しつつ仕事もしつつ、生きていきたいものです。梅雨らしく結構たくさん雨がふった6月のふりかえり。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 …

すべての人は母から産み落とされている『嘆きのピエタ』

観ました。これは強烈で、でもどこか現実離れしていて、まるで寓話かファンタジーのようでもある。以下ネタバレてます。 眠りながら精を放つ男。布団の中で意識も不分明でまどろんでいる状態が一番の幸福のよう。しあわせは起きてる世界ではなく、眠っている…

2013年5月に観た映画をふりかえる

あぁ、なんだかんだとしている間にもう今年も半分おわり。夜なかなか時間がなくて結局あまり日記も書けていないな。あれこれ映画は観ているのだけど。とりいそぎ、5月のふりかえり。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 悪魔のいけにえ2 KAVC 爆音映画祭。…

甘くて苦い初恋ノスタルジー『建築学概論』

いかにも韓流ぽいポスターに、「うーんどうだろ」という一抹の不安もあったけれど、これはよかった。どこか『サニー』ぽくもあって。やはりノスタルジーは甘い糖分みたいに人間が本能的に好んでしまう要素なんだな。とりわけモノやアイテムという具体的な「…

血は争えない『イノセント・ガーデン』

完全ネタばれてます。けど、これってネタばれ云々という映画でもないような気がする。 冒頭がラストと呼応するというつくり。冒頭、叔父から贈られたピンヒールの靴を履き、父のベルトを締め、母のブラウスを身にまとい、髪をなびかせて悠然と立つミアちゃん…

カレーの食べ方

今日、帰り道にpodcast聴いてたんですね。なにげなく。それはたまたまカレーについて語られるコラムでありました。そのなかで、カレーの食べ方こだわりについていろいろ語られてるのが楽しくて。 1、カレーの盛り方 ごはんの右にルーを配置するか、左に配置…

初恋の記憶『グッバイ・ファーストラブ』(フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ)

フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ特集上映の一本『グッバイ・ファーストラブ』を観ましたよ。 観終えて、このタイトルどうなんだろ、と思いましたが原題は『un amour de jeunesse』でgoogle先生に英語に訳してもらうと“young love”と出てきた。なるほ…

救いがたいほど成長しない男エイブに救済はあるのか『ダークホース』

見逃していたのですが地元で落穂ひろいできたトッド・ソロンズ監督の『ダークホース』を観てきました。これが素晴らしく作りこまれたダーク・コメディ(ってそんなジャンルあるのか)でした。や、すごかった。 ユダヤ人設定には何か意味があるのかな、このあ…

2013年4月に観た映画をふりかえる

さて4月。仕事的には状況がかわって精神的負担は結構軽減されました。正直ほっとした。ただ、ムリしてきた負担はどこかにシコリのように残ってるから徐々に回復していくよう持っていきたいなと思ってます。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 ホーリー・モ…

2013年3月に観た映画をふりかえる

3月は更にあたまが仕事に占拠されてきゅうきゅうでした。でも太陽は昇って沈んで一日一日着実に日は経つのだから、と思ってなんとかやってた。それでもこんなにも「早く日々が過ぎればいいのに」と思って生きるのはしんどいな、とつくづく思ったな。だって…

2013年2月に観た映画をふりかえる

ふりかえる2月。このころもあたまの中が仕事のことで占拠されてくるしかった。週末に映画館に足を運んでなんとか思考を仕事以外のことに逃避させていた。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 アルバート氏の人生 元町映画館 これはよかったよ。フラグたちま…

2013年1月に観た映画をふりかえる

今年3月までは平日は(ときには休日出勤もしてたけど)仕事のことだけでいっぱいいっぱいでした。春になってすこし気持ちに余裕をもてるようになってきたので、ぽつぽつムリせず書いていきます。今年になってから一回も書けてなかった備忘録をまとめてみます…

イマココに生きる若者のお話であり、普遍的な物語でもある『ウィ・アンド・アイ』

ミシェル・ゴンドリー監督の最新作!ということしか知らずに行きました。二つ折りパンフ状のチラシはもらってたけど見てなくて…それが奏功した。これから観る人はぜひとも予備知識無しで観てほしい。 NYブロンクスの高校。さぁ、夏休みという学年の最終日、…

理想を現実にするために『リンカーン』

まずはスピルバーグが映画のバックグラウンドを1分ほど語るところから始まるのに驚いたな。劇中はそこまでアメリカ史の知識のない自分には細かいニュアンスまでキャッチできないもどかしさを感じる箇所はあったし、日本人には馴染みはないけれどアメリカ人…