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極私的リピート再生サウンドトラック5選

久々に日記。iPhoneでふと再生した『リンダリンダリンダ』を聴いて、あぁやっぱこのサントラ好きだな、と思ったので未だによく聴くサントラについてつらつらと書いてみようかと。音楽については、昔買った音源を聴くことが多く、新譜が出ても限られた数アーティストを追うのみで、サントラどころか年に数枚しか音源購入してない。「60's、70'sロックこそ至高!みたいに回顧ばっかしてるオヤジどもみたいにはなるまい」と中高生の頃に思ってたのですが、自分がすっかりそのような回顧的オトナにすっかりなっている。…そんな自分が飽きもせず聴いてるサントラを5枚(正確には6枚ですが)あげてみます。順不同。
『リンダリンダリンダ』
公開された時観に行った。その当時はまだよく知らなかったペ・ドゥナが、美人!という感じではないけど、とても個性的でユニークでかわいいな、と思ったのでした。彼女がつたない日本語で歌うブルーハーツがとてもよくて、ブルハのオリジナルは当然素晴らしいんだども、それを外国の女の子(ペ・ドゥナ)が歌うことで生まれる感動的ともいえる響きにとても惹かれた。彼女が歌ってる曲では、このアルバムにも収録されている『僕の右手』が特に好き。今作は音楽をジェームス・イハがやってるのですが、それもまた大好きです。静かで、おだやかな放課後の高校の屋上を思い出す。…や、でも自分は高校の屋上なんか卒業アルバムの撮影時に上がっただけで、あの映画みたいな経験はまったくないんだけどね。

ソフィア・コッポラ案件(『The Virgin Suicides』『Lost in Translation』)
『The Virgin Suicides』:ソフィア・コッポラ案件その1。このアルバムはやたら聴く。トッド・ラングレンの『Hello,it's me』の使われてた場面とか思い出すなぁ。Sloanの曲もHeartの曲も、やーどれもいい。Airが手掛けているトラックも映画の雰囲気を一段違うレベルに引き上げる力のある曲ですごく好き。Airの『The Virgin Suicides』アルバム(Airのオリジナルトラックのみの収録)も買いました。

ヴァージン・スーサイズ オリジナル・サウンドトラック

ヴァージン・スーサイズ オリジナル・サウンドトラック

The Virgin Suicides: Original Motion Picture Score

The Virgin Suicides: Original Motion Picture Score

Lost in Translation』:ソフィア・コッポラ案件その2。こちらは『The Virgin Suicides』とはまた違ってテイストで、シューゲーザーサウンドがフィーチャーされてます。マイブラの活動停止中のケヴィン・シールズが曲提供してるのに興奮したな。後の配偶者になる方のバンドPhoenixもいますね。マイブラの曲も使われてたりしますし、そういうテイストのアルバムなんだけど真ん中にぽこっと『風をあつめて』(はっぴいえんど)が入ってて、これもまた彼女の映画らしい、なんというんですか、えぇ、使っちゃいましょうこの表現…シンプルに「オシャレ」で「雰囲気があって」、「センスいい」。ヴェネツィア金獅子賞を獲った『SOMEWHERE』も、内容はともあれ、映像と音楽があいかわらず彼女らしく「オシャレ」で「雰囲気があって」「センスがいい」なぁと思ったんだった。

Lost in Translation

Lost in Translation

・『Trainspotting
「Lust for Life」で始まるこのサントラ、当時のイギリス(及び当時の音楽状況)の雰囲気を味わえるし、ユアンの疾走する場面とか思い出す。特に有名なunderworldの「Born Slippy」はやっぱ今聴いても大変かっこいい。

トレインスポッティング

トレインスポッティング

・『GF*BF』
一昨年に観て、生涯ベスト級映画にランクインした映画『GF*BF』。このサントラも大好き。メインタイトル曲は何度も何度もリピートして聴いたし、サントラの曲を聴くとあの3人のあんな場面やこんな場面が思い出されて、ベタな表現ですが目頭が熱くなる。あの美しい映像を観たくて、BDが出るのを今か今かと待っている状態。

・『Magnolia』
これでエイミー・マンを知った(実はティル・チューズデイという存在自体は知ってたけど、そのvoが彼女だというのは分かってなかったので)。公開時に映画を観てサントラを買って、それ以来何度も何度も繰り返し聴いてきている。wise upのフィーチャーされたシークエンスの感動的なこと…あの映画はエイミー・マンの楽曲群があったから成立したのだということがとてもよくわかる。それほど素晴らしいサントラです。

Magnolia: Music from the Motion Picture

Magnolia: Music from the Motion Picture

映画自体は公開当時に観たっきりなんだけれども、サントラはすごく聴いてるということもよくある。そして、聴くと映画のシーンやイメージが断片的に浮かぶ。音楽により映画を思い起こさせる、というのは、映像とストーリーと音楽が相乗的に効果をあげてるんだろう。イメージや映画の空気を思いこさせるようなサントラが好きで、インストと歌あり曲がバランスよくアレンジされ、ずっと流れで聴いていって結局リピート再生してしまうようなアルバムが自分は好みのようだ。あと、サントラ買うに至ったのはどれも劇場で観た映画です。劇場での映画体験は自分にとってライブみたいな感じなんかもしれぬな。