2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
完結しました三部作。観る人によっていろいろ思うだろうけど、とにかく三部作のラストを飾るには、すわりの良い作品でよかったなぁ、というのが感想。これで収まった、という感じ。前作の『ダークナイト』が異色の傑作という感じで、あれを通過してどうなる…
ポスターには『心温まる感動作』と書かれてました。『うつになっても大丈夫』みたいなコピーも書いてたっけ。ポスターや予告の感じからして、こう予想していた。 鬱になった男(メル・ギブソン)。鬱々として、なんのために生きているのやらわからなくなるよ…
『星の旅人たち』(2010/アメリカ=スペイン)監督:エミリオ・エステヴェス 出演:マーティン・シーンほか 『星の旅人たち』は『サン・ジャックへの道』を思い出したな。両作に通じるのは巡礼を材に取った映画ということ。巡礼とはいっても距離がやたら長い…
ピクサー映画はそんなに知りません。TVでやってたらみるかな、という程度かもしれぬ。でも、『メリダ』はそのもしゃもしゃした赤毛とスコットランドが舞台、女子が主人公、ということでちょっと観たかったのです。そう、昨年の『ラプンツェル』がよかった…
梅雨だったですね。個人的な公的側面ではハード・デイズが続くよどこまでも…という感じでくったりしておりました(くったりは現在進行形継続中)。私的にはかわらず映画を観てました。その間だけでも現実逃避。いいじゃん、エンタテイメントの重要な役割、現…
実は『ヘルタースケルター』を観たあとにハシゴしたんですね。で、『ヘルター〜』のタイトルデザインがなんか自分にはピンとこないなぁ、という感じとかをもやもや抱いたままだったんですけど、『苦役列車』が始まって、オープニング:波がどどーんと岩にあ…
1000円で観られるTOHOの日という好条件もあったので、他者の評が事前情報として入ってくるまえに観てみようと出かけたのでした。原作は連載時に立ち読みで読んでて、その後原作者岡崎さんが不幸な事故にあわれてなかなか単行本が出ないため*1、作品の単行本…
どんな映画かなーと思って観に行ったら、まさかの自分的2012年における『アンストッパブル』枠映画におさまるとは。走り出したら止まらない。サム・ワーシントンが窓から外にでたら、そこからゴールにむかってひたすらカウントダウン!飛び降りようとしてい…
不穏な予兆に満ちた作品。そしてこれは、あからさまに、最初から、とある男の子が悪の資質を発現しまくる映画であるとわかる。少年のふてぶてしいような、いかにも悪だくみしたような表情と、彼の資質に気付き、またその“ある意志”が自分に向けられているこ…
予告で男性の低い声で「ブラック…ブレッド」とささやかれ、「大人の嘘が少年を悪魔にしてしまう」的なコピーをかぶせられたらいやでも“そちら方面”に想像を膨らませてしまう。しかもスペイン産の映画、となると真っ先に思い浮かぶのは『パンズ・ラビリンス』…
予告を見てとても観たくなったのはアン・ハサウェイのショートカット姿に惹かれたから。観に行って、アン・ハサウェイの魅力は思ったとおり堪能しましたが、意外にもイギリスが舞台なのがうれしかったな。 1988年7月15日。大学の卒業式の日、飲みあかした翌…