2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

神戸日記・2012南京町・春節祭

神戸には中華街があります。横浜の中華街に比べても小さいけれど、昔から地元に中華街があるのはちょっと自慢できるポイントでした。自分は華僑でもなんでもないけれど、他国の文化の拠点がある、というのがなんとなく誇らしい。ほかにもインド人や韓国人も…

『サラの鍵』

昨年『黄色い星の子供たち』を観に行った時に『サラの鍵』の予告編が流れたのですが、それから公開までが長かった…。というわけでやっと関西でも上映が始まった今作を観に行ってきました。客席は満席で立ち見までいて、初日とはいえ珍しい盛況ぶりでした。『…

『灼熱の魂』

今作についてなかなか感想を書く気になれなかったのですが、先週末にとある映画*1を観たことを経て、その作品と自分内で対比することで何か書けそうな感じになりました。今作はカナダのケベックに住む姉弟の双子が狂言回しとなって物語が進みます。中東*2の…

life goes on『パーフェクト・センス』

ユアン・マクレガーとエヴァ・グリーン主演のSF映画です。 突如、人類から“感覚”が奪われていく。まず、これまでの悲しみの記憶が突如としてよみがえり、悲嘆の発作に襲われたのち、臭覚を失う。続いて食欲の暴発的発作に続く味覚の喪失、爆発的怒りの発作…

私の人生に影響を与えたかもしれない45曲

いつも読ませていただいてる複数のブロガーさんたちが、このお題で記事を書いておられるのを見て、たしかに自分も音楽が好きだけど、去年片手に余るほどしかアルバムも買わなかったし、最近めっきり音楽から遠ざかっているしなぁ、というわけで、このお題で…

『ヒミズ』

今作を観て『恋の罪』でも感じた、園監督の“作家性”に自分が合うか合わないか、というレベルで彼の映画についてはっきり評価が分かれるのだろうなという思いが強くなりました。役者陣はみな熱演だし、とくに主役:住田を演じた染谷将太はいいな、と思いつつ…

愛と狂いの狭間で『CUT』

シネマートで1回だけ予告を観たときに「これは相当イタイ映画かもしれない」と思いましたが、どうにも引っかかる、というか気になる映画だったので観に行ってきました。(あと西島くんが好きなので) イタイというのは、観ているこっちが恥ずかしくなるよう…

『ミラノ、愛に生きる』

当初は観に行くつもりはなかったのですが、空中キャンプさんが今作を絶賛してたので、同日公開の別の映画を観るついでに行ってみようか、と思ったのでした。結果は大画面で観てよかったな、と思いました。家のTVサイズだと「あぁ、こんなのか」となりかね…

『哀しき獣』

これまでも秀作を生み続けてきた韓国バイオレンス映画の系譜に連なるだろう『哀しき獣』は前評判も高く、ずっと楽しみにしてました。 中国に居住する朝鮮族の男、グナムが主人公。妻は韓国へ出稼ぎにいったのだが送金も連絡も途絶えている。ひょっとして:浮…

午前十時の映画祭『夜の大捜査線』(1967)、『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984)

2011年の映画納めはこの2本でした。30日までに掃除などをすませ、大晦日に観にいきました。 『夜の大捜査線』 シドニー・ポワチエ主演。 黒人への人種差別の根強く残ったアメリカ南部を舞台にした映画。その差別っぷりに観ながらイライラしていました。昨年…

午前十時の映画祭『タクシードライバー』(1976)

青の50本のラインナップが発表されたときに『タクシードライバー』の名を見つけて、絶対観たいと思ってました。むかし観たときは、強い印象は受けたけれど、正直そこまでトラヴィスに感情移入する、ということはなかったのです。さて、年月を経て今度はど…

午前十時の映画祭 ロック・ミー・アマデウス! 『アマデウス』(1984)

『アマデウス』という単語を聞いた瞬間『ロック・ミー・アマデウス』が脳内に流れ出すという人はきっと多いのでは…このPVのモーツァルトはぶっ飛んだイメージなのですが、間違いなく映画からの多大な影響をうけております*1。それほどこの映画のモーツァル…

2011年12月に観た映画をふりかえりつつ年始のご挨拶

あけましておめでとうございます。もう2012年になってしまいました。早いものですね。新たな年を迎えるためにも12月のふりかえりをさくっとやってしまいます。 タイトル 映画館 ひとことメモ 値段 ピザボーイ 史上最凶のご注文 シネリーブル梅田 ジェシーに…