いい大人なのに。そして、クセの強い人々

日々仕事をしているといろいろあります。職場にもいろんな人います。今いるのは小さい職場だけれど、それでも多種多様、ひとりひとり違うからいろいろある。考え方もそれぞれ。いやはや。そんななかで最近あったことを書いてみます。
職場にいるのは“いい大人”ばかりです、社会人なんで。なかでも一回リタイアして、再雇用みたいなので働いている非常勤の人なんて、もうベテランもベテラン、大先輩ですよ。結構なそれなりの役職までいっちゃったような人ですよ。自分なんざペーペーですから、彼らを尊ばねばならんわけで。けど、人生経験豊富=話題も豊富なのかして、おしゃべりが盛り上がる。とまらない。で、たまさか女性陣と一緒の小さいシマにいるもんだから、ますます盛り上がる。雑談とか会話って、ひとつの話題がぽっと湧いて出ると、それにまつわる一連の盛り上がりがありますよね。会話のスタート→別方向からのネタをかぶせる→ひとしきり盛り上がり、ひと笑いあるくらいの感じ→収束。みたいな。みんな「あ、このくらいで収束だな」と空気の流れを読む感じで、さ、仕事に戻るか、というふうに切り替えるわけですが、これがね、収束しないんだ。終わりかけたのに、別のネタを投入しておしゃべり継続…その瞬間おもわず「えぇぇっ!」って二度見したわ。いつまでもうるさいなぁのレベルに至ると、もうダメでしょう。で、自分の上司が「ちょっとおしゃべりが過ぎる、かも…」と先日注意したようで。上司も、誰よりも年上の人に、「おしゃべり」について注意するってイヤだったろうな。あと、自分がそんな風に注意されたらヘコむだろうなー、しゅんとするよなあ、とも思う。いい大人がそんな“こどもみたいなこと”注意されるって。でも、たまにあるんだ。道歩いてて一生懸命話してたら、友人に「あ、後ろから車きてるからあぶない」と言われながら体を歩道側に押されたりした瞬間、話に夢中になって周り見えてないって…とちょっとへこむ。で、結構こういうことある、もう十二分すぎる大人でありながら。でもいいんだ、仕事上で注意されなければ、ええ。
あと、職場に期間限定雇用の人がいまして。で、ちょっと前から来てる方で、クセが強い人がいる。人間性は全然悪くないよ、全然いいよ、でもちょっとクセが強いんだ。漫才の千鳥のネタで「クセがつよいな!」てネタあるんですが、そういう感じ(例を書いたものの、これでは伝わらんか)。で、その方の隣の席にまたまた短期で来た方が座ることになったんですよ。そしたら、なんかエラそうなんだ。微妙にエラそうなんだ。それがおかしくてたまらん、口調とかいろいろ。面倒見がいいともいえるが、言葉の端々がちょっとだけ匂いたつようにエラそう。や、エラそう、っていうほどのキツさじゃないけど…あ、気づきました、これが“先輩風”ってやつだな。中学の部活とか、こんなんだったなー。たかだか一学年の差がもう、ものすごい差みたいに。ついこないだまで下っ端だった1年生が、2年生になったとたん、1年生を下っ端扱いして、3年にあがったらもう最強ってね。中学生には絶対戻りたくないや。…あ、でも今の職場の「先輩風」さんはそんなえげつない中学生みたいのではなくて、なんかちょっと可笑しみがあるんですよ。基本いい人なんで(ちょっとクセはあるけどね)。
ひとが読んでも、この日記おもしろくないだろうけど、書いたらなんだかすっきりした。世の中に存在するひとりひとり違うから、分かり合えなかったり、分かり合えたり、目からうろこが落ちるような発見があったり、平行線で悲しかったりするわけで。大変だけど、おもしろいとこもある、たまにキツいこともあるけど、ふっと緩むときもある、っていう当たり前のことしか書いてない日記≪でも、自分だって周囲にどう思われてるか、わからんけどね、という負の客観視ループで終了≫